三井ホームさんの会議がひたちなか市で開催をされましたので、会議終了後北へ北へと足を延ばして被災地を視察してきました。
建築士として被災地に迷惑にならない範囲で、どの様な建物がどの様な被害を受けたのかを自身で確認する事が大切であるとの思いからの視察です。
ひたちなか市内から北のエリアにおいては、陸橋はほぼ全て手前で段差となっており、地盤沈下が起きている事が確認をされ、店舗の外壁や大きなガラス面も被害を受けておりました。住宅においては外見上は棟瓦の崩れが散見をされましたが、大きな被害を受けている建物は見受けられませんでした。
構造上の問題がありそうな建物(スパンが飛んでいるなど)で被害が大きいのは当然でありますが、なぜこの様な建物でこんなに大きな被害が出てしまったのだろうと思われる建物もあり、施工の良し悪しが出てしまっているのではないでしょうか。
驚いたのは海岸沿いの住宅は、津波被害以外はあまり被害を受けていない事でありました。
明日の社内会議で視察について話をし、当社として被災地の復旧・復興支援ができないか検討してまいります。